街中で突然響く怒鳴り声。 ああいうのは、心臓に悪いからやめてほしいとハドさんは思う。
思わず声の方へ目を向けると、レジの店員さんに怒鳴っている男性がいた。
「レジ袋程度無料にしろ!」
店員さんは毅然とした声で答える。 「申し訳ありませんが、当店ではそのようなサービスは行っておりません」
その返答に、男はさらに声を荒げる。 「生意気な店員だ!名前を言え!」
カスタマーハラスメント(通称カスハラ)立場を盾に、横柄さを正当化するような態度。 見ているだけで胸が痛む。
ネットでは、こうした場面が動画で晒されることもある。 ハラスメントの実態を知ることは、被害を減らすために必要かもしれない。 でも、関係のない第三者が面白半分でアップするのは、どうなんだろう。
実際の店員さんの中には、 「日常茶飯事なので気にしていません」 「ネットで騒がれる方が迷惑です」 と話す人もいる。
ケースによっては逆に、ハラスメントだと叩かれた側が、 長い間失礼な対応に耐え続け、 限界で爆発してしまっただけの可能性だってある。
可能性を考えずに行動すること。 それが一番、恐ろしいのかもしれない。
みんなに充電に余裕があれば起きないことなのかな~。
レジ待ちの長さに、考え過ぎてしまったハドさん。
彼女は考えすぎて、なかなか動き出せないタイプだ。 “考える前に動け”という世の中は、 彼女にとっては少し息苦しい。
今日もまた、静かに彼女を見守ることにしよう。
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